「宮崎アニメ作品」についての雑感

作品を揚げて見ると主なものは以下のようでしょうか:順不同
@ 風の谷のナウシカ
A となりのトトロ
B 天空の城ラピュタ
C 紅の豚
D ゲド戦記・・厳密には違うけど。
E 魔女の宅急便
F もののけ姫
G 千と千尋の神隠し
H 耳をすませば
I ハウルの動く城
J 平成狸合戦ぽんぽこ
K 猫の恩返し
L おもいでぼろぼろ
てなところでしょうか。色々な観点から思いつくままにみますとね・・・・
T.自然・環境
『海・山・雲・風・木・花・光・空気・四季・色彩』特に雲と風の描写の見事なこと。四季とその色彩は水とあいもまってね。 重要なファクターでしょうか。失われゆくものとしてもなにかもの哀しい。地球温暖化が全ての環境を奪ってしまう。
残るはこのアニメてね。
U.逞しき女たちの登場
素朴な農家の老女。魔女。王家の姫。とかは別として、少女のモデルが多く出てきます。性格のしっかりとした強い
かつ優しい少女の姿がみえます。母親像は余り見られないようです。
V.人物像・背景
イタリア系の顔と風土が多い。トトロでは狭山丘陵でしたが。森と川と丘陵もテーマでしょうか。
悪役はいるけど真の悪人は出てこない。気のいい人たちが多いのも癒しでしょうね。
W.時代設定
昭和的な雰囲気もあるし1900年半ば頃かな?
X.夢の世界・想像の世界
命を生んだ源を想像させます。また命を育むものは何かを問いかけてくる。
「湯ばんばの銭湯」なんざ結構なものです。
Y.子供
純真な子供が描かれます。これも癒しですね。「さつき&メイそしてカンタ」「千尋」「ラピュタの男の子と女の子」「耳をすませばの学生たち」・・・とにかく悪ガキはいないしイジメもない。親を殺す奴なんざもってのほかでんしょう。
Z.動物
犬・猫・狸・狐・猪・豚・・・・・・ここにいたっちゃねぇ。トトロ・オウム・木精なんぞもいるねぇ。「雄琴主」なんぞも
出てくる。「まっくろ黒助」なんざ、「トトロ」でも「神隠し」でも出てきてねぇ、アイドルですね。
[.神
宮崎氏にとってそれは自然なのでしょうね、きっと。主役は「水」です。そして「森」です。
そして根源は「海」です。神とは「海」なのかな?宮崎氏には自然信仰があるようです。幼児体験かも・・
さてと、宮崎アニメについてはこのへんにしておいてね、登場人物で好きなキャラクターはなんでしょうか・・なんて
言い回しでね。「がばいばあちゃん」なんていうのは悪いシャレですがねぇ。出てくる「ばっちゃん」がいいですね。
まずはトトロに出てくるカンタのばっちゃん。・・ナウシカの盲目のばっちゃん。ラピュタの空賊のばっちゃん。
ユバンバ。ユバンバの姉貴。「紅の豚」のばあさん連中。などなど。
いい女というと「紅の豚」のジニーでしょうし、強い女といえば「もののけ姫」の頭領ですかな。気のいい女というと
「魔女の宅急便」のパン屋の奥さん。
「もののけ姫」に出てくる「サンダラボッチ」ですが、古来の日本伝説によくでてくる存在ですねぇ。とてつもない巨人で
川せき止めて湖を造ったり、浜名湖には「サンダラボッチ」が埋め残した土が島になって残ったいう伝説があります。
赤城山と日光の男体山が昔、女神を争って喧嘩してね。仲裁に入った「サンダラボッチ」が足跡を残しそこに雨がたまって中禅寺湖になったとかね。いろいろあります。