ミッキー亭 カーチス 師匠編

立川流真打のご登場です。師匠の若い時の事をご存知の方はかなりの御年配かと
思います。席亭も「日劇ウェスタンカーニバル」の時代には間に合っておりません。
平尾昌明氏や山下敬二郎氏などとステージで世の女性を騒がせた師匠です。
嫌な言葉ですが、「外人」でしてね、それが、その頃から寄席通いの日々を送っていた。
というから面白いですね。日劇のステージがはねると末広亭に急行したという。
それどころかステージの合間に寄席に行ったという話です。
その頃の噺家さんを聴いているんだから、スゴイですよ。
だから体に落語が入っているだね。あの容貌から江戸っ子調のしゃべりがでてくるから
スゴイです。違和感など全くない。
立川藤志楼師匠もスゴイけど、カーチス師匠もスゴイね。
立川流にはA,B,Cの3ランクがあって、Aはプロの落語家で、Bは有名人,Cは素人
となっているとか。それぞれ、家元に月謝(?)を払わなければならないとか。
Bクラスには、各界の有名人がおられますよ。たけしさんとか、山本晋也監督とか。
世の中には意外な人が落語に対する造けいが深くて驚かされることがあります。
カーチス師匠は古典の世界に師匠独自の感覚を織り込んでいて、これが面白い。
新しい古典落語ができるかもしれないという期待感があります。
落語の世界もグローバル化が進むなんてことなないのでしょうが、色々なDNAが
混ざるのはいいことなのでしょう。
カーチス師匠のおはこといえば、「饅頭こわい」でしょうか。皆様お馴染みの噺ですが、
英語圏の感性をいれたクスグリは、また新しい落語を産む可能性を秘めております。
立川流家元も絶賛されておられるとか、寄席でお目にかかれないのが何とも残念です。
ホール落語が主流となりつつありますが、けして良い事ではないと思います。
「常打ち小屋」という言葉がありますが、いつ行っても落語あり漫才あり色物ありの
場が確保されていなくではいけません。営業的に成り立たないのでしょうけど、何とか
智恵を出し合って場を作らなければならないのでしょう。
かといって「国立○○○」なんてのが、あちこち建てられても困りますがね。