林家 染丸師匠編

 


 上方落語の若手であるが、しっかりとした芸に裏付けられている。

 いわゆる“はめもの”というジャンルを得意にしている。

 文枝師匠が見事に復興させた芸どころ上方ならではのジャンル。

 下表の中では“うかれの屑より”がこのジャンル。

 「掛け取り」は年末になるとよく高座にかけられる。円生師匠の

 ものが頭に浮かぶ。この噺も義太夫などの芸がしっかりしてないと

 できない。円生師匠の芸の幅が発揮される。

 上方落語の“はめもの”の中でも人情噺で出色なのが「立ち消え」で

あろう。小糸のあわれさは涙をさそう。

枝雀師匠の「軒付け」も面白い。

 

 

林家染丸

うかれの屑より

林家染丸

掛け取り

林家染丸

寝床

林家 染丸

吉野狐

林家 染丸

悋気の独楽

林家 染丸

堀川

 

上方落語の「はめもの」は文章では表現できませんので、「うかれの屑より」

などは実際に寄席やメディアでご覧いただくしかありません。

そこで、「音曲噺」「はめもの」の主だった演目をあげました。

正雀師匠も音曲噺を得意としている。噺家は芝居を見なくちゃいけないと言った

のは柳朝師匠だが、芸の肥しになるのだろう。

 

1.立ち消え

2.掛取り万歳

3.三十石

4.豊竹屋

5.軒付け

6.うかれの屑より

7.稽古屋

8.豊志賀

9.堀川

 

   この番号は評価の順位ではありませんので、誤解のないように願います。

   上の演目をみるとやはり円生師匠のレパートリーが多いですね。

   「掛取り万歳」「三十石」「豊竹屋」「豊志賀」など。

   「立ち消え」は「立ち切れ」とか「立ち消え線香」とか色々いう。

   やはり文枝師匠の高座が思い浮かぶ。

   「うかれの屑より」「堀川」は染丸師匠だろう。

   「稽古屋」は小朝師匠のものだろう。

   「軒付け」は桂  枝雀師匠だろうか。「うなぎの茶漬け」のくだりは絶品。

  

  


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