三遊亭 歌之介 師匠編

若手噺家の中で今、注目をしている噺家の一人である。
自称「少年隊の克ちゃん」。風貌が似ている。
鹿児島の出身で圓歌師匠門下である。新作落語をやっているが、噺の視点が面白い。
これは「寿の春」や「竜馬がゆく」にも折り込まれている高知時代のエピソードにみられる。
いわゆる高知弁という口調で噺をする。
女性ファンが多いことには注目ですね。
一度ファンになると熱狂的になるようですよ。一家全員が三遊亭歌之助ファンなんていうのがあります。
新作しか聞いたことがありませんがね、現在は落語を自分で作れる噺家が少なくなってきております。
円朝レベルを期待することは余りにも無理だとしても、古典に甘んじているので、将来の落語がどうなるのかを
考えると不安になります。新作といわれる落語がどのくらい後世に残っていくのでしょうか。
新作の多くは、その噺家さんに属したものになっていましてね、他の噺家さんができないものが大部分です。
現落語協会会長の三遊亭圓歌師匠の「授業中」や「中沢家の人々」、「浪曲社長」なども、師匠以外には
できないのではないでしょうか。少なくとも存命中はね。
林家木久蔵師匠の新作も彼しかやりようがないわけです。
米丸師匠もそうでしょうね。五代目 古今亭今輔師匠のものは古典化してきつつあるものがでてきました。
後継者の問題でしょうかねぇ。一門で継承して欲しいです。
昇太師匠の新作は期待ができますよ。やり手が変わって、それなりに手を入れ直したらいいものができるの
ではないでしょうか昇太他師匠は新作のアイデアについては日々研鑚しており、その素質は素晴らしいもの
があります。志の輔師匠も新作については才能を感じます。PARCO劇場で披露される新作には毎回、
感動の念を禁じえません。古典化してくれればいいなと期待せずにはいられません。
でも、なんといっても群を抜いているのは米朝師匠です。もはや古典となったといってよい
「一文笛」「豆狸」は現代落語の金字塔でしょうな。
後を追いかけている三枝師匠。古典といて残っていくであろう新作の多いことは右に出るものがいません。
枝雀師匠も、もし存命ならば「夢たまご」を始めとしてさぞや多くの新作をのこされたでしょうし、古典となる
作品を生んだものと思います。
落語は噺家さん自身が作るだけではありません。「落語作家」がおられます。でも少ないですね。
正岡 容氏は自身でも落語をやってますが、米朝師匠に与えた影響は大きかったと聞いています。
作家が育っていくことで落語の新しい世界ができていくことになればいいですよ。
さて、三遊亭歌之助師匠も「B型人間」などで面白い落語を作っています。
可能性は大いにありますので頑張っていただきたいですね。
昔はお国訛りの噺家は成り立たなかったが、今はそういうことはない。
しかし生粋の江戸弁で噺ができる噺家が少なくなった。亡くなられた柳朝師匠は見事な江戸弁で
実に気持ちが良かった。「まっつくれ」とか「し(火)んなか、とびこんで」 とか。
まあ、東京自体が地方出身者で固められているのだから仕方がない。
でも訛がある落語も味として感じられるとなると話は別になる。
歌之介師匠はこの意味で味のある噺家だろう。あまりメディアには登場しないけど
時たま衛星放送などにでているので注目されたい。
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三遊亭歌之助師匠は坂本龍馬がお好きなのでしょうかねぇ。